【AND PET】#21 寒くありませんか?
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【AND PET】#21 寒くありませんか?

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冬季オリンピックで気になったこと

北京で開催された冬季オリンピックが閉幕しました。世界のトップアスリートが繰り広げる熱戦はとても見応えのあるものでしたが、素人目線で気になった点が1つ。

「みんな薄着過ぎないか?」

当たり前ですが冬季オリンピックの競技は雪や氷の上で行われます。あまりに寒いと筋肉が強ばって思うような結果が出せなくなりそう。

報道によるとアルペンなどの会場となったのは、気温が氷点下20℃まで下がる地域。風が吹くことを考えると体感気温はそれ以下でしょう。それなのにアルペン選手のレーシングウェアは薄くてピタピタ。中にあまり重ね着もできないように見えます。

屋内の氷上競技でも、フィギュアの衣装はヒラヒラと軽やかな生地が使われ、美しいけれどかなり寒そう。また、カーリングでも半袖姿の選手が少なからずいました。

とはいえ、猫と一緒にゴロゴロしながらテレビ観戦をしている私と違って、競技中の選手は動くことで体が温まります。どんなに寒そうでも、ウェアによる過剰な防寒対策は避けた方がよいのでしょう。

また、今回のオリンピックで大きな話題になったジャンプ競技の規定違反で分かるように、ウェアは成績にも影響する物。研究に研究を重ねて作られているので、見た目だけで寒そうなどと言っては笑われそうです。

筋肉は熱を生み出し、血行を促進する

運動をするとなぜ体が温かくなるのか。それは筋肉を使うのにはたくさんのエネルギーが必要となり、その代謝の過程で熱が発生するためです。筋肉は収縮することで血行も促しますが、血液には酸素や栄養だけでなく熱を届ける役割もあります。

一方運動と全く無縁の私は、この冬、昨シーズンまでには感じたことのないくらい強い冷えを感じています。冷えには自律神経の乱れやホルモンバランスの変化など様々な原因がありますが、私の場合は2年前からのリモートワークでもともと少なかった筋肉量がさらに減ってしまったことが影響しているのではないかと考えられます。

人間の筋肉のうち約7割は下半身にあるとされます。通勤では、駅までの道のりや乗換駅の構内を階段なども使いながら歩き、揺れる車内ではバランスを取って立ち続けます。今思えば、通勤は自然と下半身の筋肉が鍛えられるいい運動だったのでしょう。

弊社発行のセルフドクターVol.94の記事『ニューノーマル時代 体づくりはこう変える!』によると、運動をしていないと筋肉は20代をピークに年間1%ずつ減少するのだとか。加齢と運動不足という問題に直面し、このままでは歩けなくなる日も近いのではないかと不安になってきました。

そこで最近始めたのが、同じ悩みを抱える友人と毎日前日の歩数を報告し合うこと。あまりに少ないと恥ずかしく、また、負けたくないという気持ちもわいてきて、モチベーションアップに意外と有効です。ウォーキングやテレビを見ながらの踏み台運動、スクワットなどを積極的にするようになりましたが、果たして効果は出るのでしょうか。

増えていくトレーニンググッズ。どうして蛍光色を使った物が多いのだろう……。


猫が寒がりなのも筋肉が関係する?

さて、飼い主と共にゴロゴロするのが好きな我が家の猫、ぼたん。冬は、湯たんぽが入ったベッドの上やヒーターの前が定位置です。猫が寒がりなのと筋肉はやはり関係するのでしょうか。

猫は、先祖が砂漠で暮らしていたため寒さに弱いといわれています。サイベリアンやノルウェージャンフォレストキャットといった寒い地域にルーツのある猫種は比較的寒さに強いとされ、『#17 抜け毛が気になりますか?』でご紹介した二重被毛(ダブルコート)で、しかも長毛というのも寒さ耐性のポイントになります。

年齢や運動量なども影響し、子猫やシニア猫、病気の猫、そして筋肉量が少ない猫は寒がりが多いのだとか。ぼたんも春には12歳。立派なシニア猫ですし、最近は運動量も落ちているように感じます。

「犬はマラソンランナー、猫はスプリンター」という言葉を聞いたことがありますが、猫は犬に比べると瞬時に力を発揮する筋肉の量が多く、持久力は劣っているのだとか。素晴らしいスピードで獲物を追うチーターや、上手に木登りをするヒョウの姿を想像すると分かりやすいかもしれません。狭い室内で飼われている猫でも、キャットタワーをのぼったりベッドに飛び乗ったりする縦方向の移動で足腰は鍛えられるようですが、ぼたんにとってそれだけで十分なのか少々心配です。

2月22日は猫の日。今年2022年は2が6つも重なることからスペシャルな猫の日として、様々なイベントや限定商品の販売などが行われました。我が家では飼い主用に猫をかたどったスイーツ、ぼたん用にお気に入りの猫じゃらしを購入。紐の先についたモチーフを追いかけて走り、ジャンプするぼたんを見て、いい運動になると喜んでいます。

ぼたんの大好きな猫じゃらし。シャカシャカする音が気になるようです。

……今さらですが気づきました。ぼたんは猫じゃらしで運動させて自分はスイーツって、ダメじゃないか飼い主。

文・横山珠世
女一人と猫一匹の暮らしから人と猫が共に健康で幸せに生きていく術を考える、株式会社ジャパンライフデザインシステムズの編集兼ライター。『セルフドクター』や書籍などの制作・発行に携わる。

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